世田谷西シニアについて、中学時代に長男がお世話になりました。そのことをみなさまにお伝えします。
世田谷西シニアってどのようなチーム
正式には、「世田谷西リトルシニア」といい、中学生を対象とした硬式野球のクラブチームです。東尾修(前西武ライオンズ監督)、蓬莱昭彦(元西武ライオンズ他)が将来はプロ野球選手になることを志す野球少年の夢実現のため創設されました。息子が在籍していた時は、蓬莱監督が指揮されてました。また、高校や大学での経験豊富なスタッフが指導してました。また、OBも甲子園出場校の常連校に在籍していました。現在は、巨人軍の山本泰寛選手が13期卒業生としてプロの選手で活躍されています。
これから子供を入団させようか迷っている方へ
毎年、2月頃に入団体験を多摩川グランドで行います。入団できるのは、基本は中学1年生からですが、練習生として小学校6年生から入団することもできます。入団するような子は、どの子もがっちりした体格で、小学生の中でも大きい子が集まっていました。強豪チームは、セレクション等を採用していることがありますが、世田谷西シニアは、入部希望があればだれでも入部できます。スタッフや選手の親は、野球の経験がある方ばかりでその中に元プロ野球選手経験者もおります。
なぜ、我が子を世田谷西シニアに入部させたのか
最終的に入部を決めたのは、本人の意思です。3年間やりたいと強い意志を持ちやり続けました。ところで、次男はここでやり抜くことがきないと本人は思い、また、実力も自信もなく入団はしませんでした。
中学校1年生の夏合宿で監督の衝撃的な一言
約35名位が入部して、初めての夏合宿に参加しました。親も何泊か宿泊しての参加。やはり、息子は実力がなかったのか監督から10名ほど選手とその親が呼ばれ、監督からここにいる選手は今後試合には出れない。その覚悟でいれほしいと言われた。息子に確認したところ、辞めたくないとの意思を確認したのでそれから3年間野球を続けました。
背番号はもらえたのか?
毎週土、日曜日は多摩川グランドで練習か、関東近県のチームと1日3試合練習試合を行います。レギュラー組は1、3試合目に出れます。補欠組は、2試合目にレギュラー組が昼食をしている間に試合をします。息子は、3年間、1度も背番号をもらえなかった。高校はどんなところに行けるの?推薦はあるの?
息子の代のレギュラー組は、東東京、西東京の常連優勝校の帝京高校、日大三高をはじめ埼玉、千葉、神奈川の野球の強豪校に行くことができます。じゃみんな面倒を見てもらえるのかというとそんなに甘いものではありません。特に、3年間補欠だと息子も親も監督にお願いをすることができませんでした。結局は、中学校3年生の秋から受験勉強を始めて、野球ではなく受験をして高校に入りました。
小学生の息子さんをお持ちのお父さん、お母さんへお伝えしたいことがあります。
息子さんが少年野球チームで大活躍して進路に迷ったときにどうすればいいのか?
最初に考えたことは、高校野球で甲子園に出場できるチームに入部させたい。そして、できれば甲子園でプレーさせたい。と思うのは当然のことと思います。そこで、安易に中学校から入学させてできればそのまま高校で野球をやらせたいとお思いになったのではないでしょうか。世田谷西シニアにも中学校から私立の強豪校に入学させた息子の同級生がおりました。しかし、高校に進学しても野球チームには入れなく、野球をするため違う高校を受けることになった同級生がいました。息子も野球推薦はもらわず、3年間野球を楽しめる高校に入学しました。
世田谷西シニアに入部して良かったのか?
息子は、背番号はもらえず、試合も練習試合しか経験ができなかったけれど、大学も4年間野球をすることができたのも、中学生の時にプロを経験している監督が直接指導いただき、レベルが高い野球を見て経験したことで何でもできるという自信が持てたと思います。親もあの時は平日はトレーニング、土日は遠征で野球三昧でしたが今ではいい思い出です。
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